聖書を日本語に最初に翻訳した人物
聖書を最初に日本語に翻訳したのは聖書学者でも言語学者でもなく、なんと「漂流民」。
音吉。山本音吉や、乙吉と表記されることもあるそうですが、後にイギリスに帰化し、ジョン・マシュー・オトソン (John Matthew Ottoson) という英語名も持っています。
音吉がほとんど字がかけなかったにも関わらず聖書を翻訳することになったのはなぜでしょうか。それは、たまたま難船を経験し、カナダのあるクィーンシャーロット諸島に流れ着いたことがきっかけでした。
音吉がとりあげられている資料・書籍
にっぽん音吉漂流記
音吉についての詳しい伝記です。
「聖書の日本語」
「最初の日本語訳聖書」の項に三吉が翻訳に協力したギュツラフ訳の『約翰福音之伝』について書かかれています。